就職活動、転職活動における8つのステップ

イノベーションライフコーチ 『内海大助』です。
本ページの記事をご覧いただきありがとうございます。

本ページの記事は
自己分析~内定承諾までの『就職活動・転職活動』を
8つのステップに分けてご紹介しています。

最終更新日:2020年5月4日

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就職活動、転職活動における8つのステップ

目次

1、本記事に関して
2、就職活動、転職活動の8つのステップ
  step1 自己分析・他者分析を行う
  step2 職種・業界・業種を絞り込む
  step3 企業研究を行う
  step4 エントリーシート、選考書類のベースを作成する
  step5 会社説明会・見学会に参加する
  step6 選考エントリーする
  step7 選考を受ける
  step8 内定が出て、内定承諾する
3、ワークシート類まとめ
4、あとがき、プロフィール

1、本記事に関して

 私自身の大学卒業から現在に至るまでの20年以上の職歴を時系列で記載すると
  新卒で臨時任用公務員(教育関連)
  フリーター(観光&販売)
  NPO法人理事(教育関連)
  一般企業(4社にて人事関連業務)
  コーチング・研修講師(個人事業主)
 なかなか多彩な職歴を経験してきました。

 私自身が、求職者として大事にしてきたこと
 私自身が、採用担当者として大事にしてきたこと
 その大事にしてきたことを
 実際に、『就職活動・転職活動』の相談、サポート、コーチングとして
 何人もの方々へさせていただきましたところ

〔主な感想〕
 ・目からうろこが落ちた感じです
 ・そんな風に考えたことがなかったけど、言われて納得できました
 ・人材紹介会社、人材紹介エージェントから聞いた話より深い内容でした

 そう言ったお話を伺い

 私自身の就職活動、キャリアアップ転職の経験
 私自身の人事業務(採用・研修・労務・給与・考課など)の経験
 この両方の経験から『就職活動・転職活動』を行う上で大事なことを
 8つのステップに分けてまとめました。

 新卒での就職活動されている方、これからされる方
 諸事情により転職活動する方々、これからされる方
 少しでも参考になりましたら幸いです。

 ご自身の興味のある箇所
 ご自身の『就職活動・転職活動』の段階に応じて
 お好きな内容からご覧いただければと思います。

 全てこの1ページに収めているので、かなり縦長ですのでご注意ください。

 自分にあった仕事、職場、会社を見つけ
 自分らしい働き方、人生を豊かにしていく働き方をしていき
 あなたらしい人生に笑顔と感謝が溢れますように(^.^)/~~~

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2、就職活動、転職活動の8つのステップ

 ステップは、次の8つです。
   step1 自己分析・他者分析を行う
       ① My年表&私の棚卸し
       ② 長所は短所/短所は長所
       ③ 自己分析はキリがない
       ④ 過去・現在・未来の自分と対話
       ⑤《自分が何者なのか?》を見つけようとする
       ⑥ 他者分析
       ⑦ 他者分析で何を訊くか
    step2 職種・業界・業種を絞り込む
       ① 自己分析・他者分析を活用
       ② 社会との関連・関係・つながり
       ③ どんな業界・業種と関連するか
       ④ キーワードを抜き出す
    step3 企業研究を行う
       ① 応募する企業を決めていく
       ② なぜ、企業研究を行うのか
       ③ どんな風に企業研究を行うのか
    step4 エントリーシート、選考書類のベースを作成する
       ① 応募先企業の目線で書く
       ② リンクを見つけ、拾い上げる
       ③ 共通言語で語る
       ④ 人に読んでもらい感想をもらう
       ⑤ ベースを作成してそれをアレンジする
    step5 会社説明会・見学会に参加する
    step6 選考エントリーする
    step7 選考を受ける
    step8 内定が出て、内定承諾する

step1 自己分析・他者分析を行う

∞ step1-① 自己分析 その1 ~ My年表&私の棚卸し ~ 

自己分析って何でしょうか?
何をすればいいのでしょうか?

自己分析について、多くの本が出版されています。
例 : 長所、短所、強み、弱み、得意、苦手、資格、性格、
    学生時代の部活、アルバイト経験、親との思い出 etc
このようなものを書き出していったり、
心理テストのように質問に対して答えていくものもあったりします。

こういった自己分析も役に立ちます。

私が、就職活動・転職活動のサポートなどをさせていただく場合は、
自分の【My年表】【私の棚卸し(7項目)】を書いてみることをお勧めしています。

【My年表】
 自分の人生の中でインパクトのあった思い出について
 いつ頃、どこで、誰と、何を 書き出していく。

My年表※ワークシートダウンロードへ(調整中)

【私の棚卸し】
 ①好きなこと、②趣味、③学んできたこと、④資格、得意なこと
 ⑤嫌なこと、⑥やりたくないこと、⑦苦手なこと を書き出していく。

私の棚卸し
※ワークシートダウンロードへ(調整中)

【私の棚卸】と【My年表】の順に行う方がいいと思います。

【My年表】で、自分の人生に起きた出来事を振り返る。
そうすると、
【私の棚卸】に書き出せる項目が増えていく。
【私の棚卸】で自分の価値観を見つけやすくなる。

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∞ step1-② 自己分析 その2 ~ 長所は短所/短所は長所 ~ 

自己分析において、
出来る限り、履歴書や面接で良い印象を与えたいし、良く思ってもらいたい。

だから、
「書き出すなら、長所、強み、得意な部分だけでいいのでは?」
と思うかもしれませんが、

短所、弱み、苦手な部分を自己分析で書き出すのには、理由があるんです。

それは、
「短所は、長所(短所が、長所になりえる)」
逆に、
「長所は、短所(長所が、短所になりえる)」

 例えば、「長所は、短所」だったら
  積極的で行動力があります。
    ↓
  考えずに行動してしまう
    ↓
  ミスや失敗が多そう、人の話を聞かなさそう

短所や弱み、苦手なことは、
それが、
どんな長所や強み、得意なことになりえるのか?

長所や強み、得意なことは、
それが、
どんな短所や弱み、苦手なことになりえるのか?

応募先企業の社風や面接官に
どちらのパターンで受け取られても
良い印象を与えたり、受け取ってもらえるためにも。
両方のパターンを考えておきましょう。

 

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∞ step1-③ 自己分析 その3 ~ 自己分析はキリがない ~ 

多くの本やサイト、質問、心理テストなどで自己分析が行えます。
何時間どころか、何日、何か月も
自己分析だけで費やすことができます。

だから、自己分析ってキリがありません。

さらに、
今日の結果と明日の結果は、変わっている可能性もあります。

何故なら、
自分自身が、日々過ごしていく時間の中で、
経験し、体験し、学んだりして、
今日の自分と明日の自分は
ちょっとだけ変化したり、成長したりしている。

今日その自己分析をした時の感情と状況と
明日その自己分析をする時の感情と状況は、
全く同じではないから
今日の結果と明日の結果は、変わっている可能性があります。

だからこそ、自己分析は、
やり始めたらキリがありませんのでご注意ください。

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∞ step1-④ 自己分析 その4 ~ 過去・現在・未来の自分と対話 ~ 

では、日々、結果が変わってしまう可能性があるなら、
どの結果を信じたらいいのか?
そんな風に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

今までの自分【過去】
 経験、体験、思考、知識、技術、価値観、性格、感情、人格など

今の自分【現在】
 今の自分は、今までの土台の上に、どんな風に立っているのか
 今のあるがままを見つめる

これからの自分【未来】
 これから、どんな土台を築きあげ、どんな風に立っていたいのか
 自分のあるべき姿を創造する

そして、
【過去】→【現在】⇒【未来】をふまえて
 自分自身は、どんな人物であるか
 自分自身は、社会にどう役に立ちたいか
 自分自身は、それを人にどう伝えるか

自分自身と対話し
 現時点で自分の中から出てきたもの、浮かんできたものを
 言葉にすることです。

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∞ step1-⑤ 自己分析 その5 ~《自分が何者なのか?》を見つけていく ~ 

自己分析は、《自分が何者なのか?》
 自分の人生、判断基準、価値観、課題、本質を
 自分自身が見つける行為であり、自分自身が受け入れること

私は、そう思っています。

《自分が何者なのか?》
それが分かっていたら、自己分析をしなくてもいい。

まぁ、
《自分が何者なのか?》は、
人生のおいての命題や使命みたいなものも含まれている。

《自分が何者なのか?》は、
 子どもの頃に見つけて、気づく人もいれば
 学生時代に見つけて、気づく人もいれば
 社会に出てから見つけて、気づく人もいれば
 年を取ってから見つけて、気づく人もいる。

そういった意味で言ったら、
自己分析は、《自分が何者なのか?》が見つかり、気づくまで
行いつづけていくものなのかもしれない。

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∞ step1-⑥ 自己分析 その6 ~ 他者分析 ~ 

自己分析ができたら、
次は、

他者分析を行いましょう。

他者分析は、
自分自身を他者〔身近な家族、友人、知人など]に
自分がどんな人かを聞いてみると言うことです。

新卒や転職の就活サイトで
自分ことついての簡単なアンケートできるメールを
数名の知人・友人に送れる機能があったりもします。

家族、友人、知人に直接会って訊いて、教えてもらうのもいいし、
e-mail、LINE、Facebookメッセンジャーなどを使って、
訊いて教えてもらうのもいい。

何故、他者分析を行うのか?
それは、
自分が見ている自分は、自分の一部でしかないからです。

『ジョハリの4つ窓』って知っている人もいるかと思いますが、

ⅰ 自分が分かっていて、他人が分かっている窓
ⅱ 自分が分かっていて、他人が分かっていない窓
ⅲ 他人が分かっていて、自分が分かっていない窓
ⅳ 他人が分かっていなくて、自分も分かっていない窓
詳しくは、
インターネットで検索するとたくさんの記事があるのでそちらを読んでみてください。

他者分析をすると
この4つの窓の内、3つの窓が分かります。
自分が分かっている 「開かれた窓」と「隠された窓」
自分が分かっていない 「気づかない窓」

就活、就職活動、転職活動においては、
自分が分かっている 「開かれた窓」
自分が分かっていない 「気づかない窓」

この2つが重要になってきます。

何故なら、
自分が「開かれた窓」にしているつもりでも、
案外「隠された窓」になっていたり、

自分が「隠された窓」にしているつもりでも
案外「開かれた窓」になっていたり、

自分の「気づかない窓」だったことを知り
「気づかない窓」を「開かれた窓」と「隠された窓」のどちらにするか
決めていけます。

これって、すごく重要なんです。

なぜなら、他の人に対して、
知らず知らずのうちに与えている印象に気づけたり
自分自身では気づいていない、好印象も分かったりします。

そして、
どんな風な自分を どんな風に 他人に見せたいのか?
どんな風な自分だと 思ってもらいたいのか?

自分のプレゼンスをコントロールできる情報が手に入るからです。

就職活動、転職活動においては、
自分のプレゼンスをコントロールすることは、非常に重要です。

だから、
他者分析を行って、
自分のプレゼンスをコントロールできる情報が手に入れましょう。

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∞ step1-⑦ 自己分析 その7 ~ 他者分析で何を訊くか ~ 

他者分析で、身近な家族、友人、知人などに
何を訊けばいいのか?

それは、
「長所、短所」「強味、弱み」「性格」「印象」でもいい。

私が ぜひ、訊いてみて欲しい内容は、

『自分を他の人に紹介するとしたらどんな風に紹介するか?』
『自分のどんなところをマネしたい?』
『自分のどんなところをマネしたくない?』

この3つです。

『自分を他の人に紹介するとしたらどんな風に紹介するか?』
これは、自分をどんな風に周囲の人が観ているかの印象が分かるし、
言ったことを少しアレンジすれば、自己紹介として使えます。

『自分のどんなところをマネしたい?』
これは、他の人からみた、自分の長所。
他人から良い評価を受けやすい部分。
人に魅せていった方が良い部分。

『自分のどんなところをマネしたくない?』
これは、他の人から見た、自分の短所。
人に魅せかない方が良いかもしれない部分。
他人から悪い評価を受けやすい部分
または、反転させて、
短所は、長所的に見せていった方がいい部分。

家族、友人、知人などに
直接会ったり、通話、e-mail、SNSなどを使って、
訊いて、教えてもらって他者分析をしていきましょう。

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step2 職種・業界・業種を絞り込む

∞ step2-① 職種・業界・業種を絞り込む その1 ~ 自己分析・他者分析を活用 ~ 

「職種・業界・業種」を絞り込む際に行いがちなのが、
・アルバイトしていたから、その職種・業界へ
・学んでいたことだから、その職種・業界へ
・興味があるから、その職種・業界へ
・親が進めるから、その職種・業界へ
・適性診断の結果から、その職種・業界へ

とある意味、安易に考えてしまっているような気がします。

step1 自己分析・他者分析 の結果、情報、キーワードを活用してますか?

活用しないともったいないですよ!!

と言うか、活用しないと
活躍できない、
能力を発揮できない、
才能を活かせない、
職種・業界・業種や会社を選んでしまっている可能性もあります。

つまり、
成果が上がりにくい職種・仕事・会社に就職してしまったり、
違和感だけが大きくなっていく職種・仕事・会社に就職してしまったりする。

それは、
サイズの合わない靴を履いて歩き続けているようなもの
度の合っていない眼鏡をかけて世界を見ているようなもの

だから、
成果が上がりにくいのも、違和感だけが大きくなっていって、
頑張り続ける、辞めたらいけないという文化の中で
仕事をし続けていって
疲弊したり、体調を崩したり、心身ともに病んでしまったりする。
それは、当たり前と言えば、当たり前なのです。

とにかく、

step1 自己分析・他者分析 の結果、情報、キーワードを活用して
活躍できる、
能力を発揮できる、
才能を活かせる
職種・業界・業種を見つけ、選ぶようにしましょう。

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∞ step2-② 職種・業界・業種を絞り込む その2 ~ 社会との関連・関係・つながり ~ 

自分自身が、活躍できる/能力を発揮できる/才能を活かせる
職種・業界・業種や会社を見つけ、選ぶために
step1 自己分析・他者分析の結果、情報、キーワードを
どう活用したらいいのか?

それは
自己分析&他者分析から出てきた結果、情報、キーワードは
社会とどんな関連・関係・つながりがあるのか?

そのつながりを見つけていければ
自分自身が、活躍できる/能力を発揮できる/才能を活かせる
職種・業界・業種や会社が分かってきます。

新卒で就職活動をしている学生の方々は、
その辺りがまったく分からない人も多いのではないでしょうか?

転職活動をしている人は、
自分の職歴、経験した職種・業界ばかりに気にしてしまって
その辺りを気にしていない人も多いように思います。

では、
自己分析・他者分析から出てきた結果、情報、キーワードが
社会とどうやって関連・関係・つながっているのかを見つけるのか

その方法は、
自己分析・他者分析から出てきた結果、情報、キーワードを
次の8分野のそれぞれとどんな風に関連やつながりがあるか?
その関連・関係・つながりを整理していきます。

 ①Society〔社会〕
 ②Technology〔技術〕
 ③Education〔教育〕
 ④Community〔コミュニティー〕
 ⑤Empathy〔感情・思いやり〕
 ⑥Life Style〔生活〕
 ⑦Happines〔幸福〕
 ⑧Legend〔英雄〕

World Relation

※ワークシートダウンロードへ(調整中)

一つの情報、キーワードが複数の分野に関連・関係・つながっている場合もあります。

そういう時は、複数の分野に記載します。

全部の分野が埋まらない可能性もありますが、
それは、それで構いません。

とにかく、
自己分析・他者分析から出てきた結果、情報、キーワードが
8分野とどんな関連・関係・つながりがあるか?

それを考えていくと、
自分自身の経験や想い、スキル、能力、性格、個性が
社会とどんな関連・関係・つながりがあるのかが見えてきます。

それが見えてくると
自分自身が、活躍できる/能力を発揮できる/才能を活かせる
職種・業界・業種や会社を見つけ、選ぶヒントになります。

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∞ step2-③ 職種・業界・業種を絞り込む その3 ~ どんな業界・業種と関連するか ~ 

自己分析があって、
他者分析があって、
それらと社会との関連や関係、つながりを考えていく

そのstepを一つひとつ踏んでいくからこそ、
stepが相互に関係していることが分かってきて
より深く自分自身と社会との関連・関係・つながりが見えてくる。

それが見えてくると
自分自身が、活躍できる/能力を発揮できる/才能を活かせる
職種・業界・業種や会社を気づきやすくなるし、見つけやすくなる。

実際に、
自分自身が、活躍できる/能力を発揮できる/才能を活かせる
職種・業界・業種や会社を見つけていくために
就活サイトを活用していきます。

自分自身が会員登録しているサイトでもいいし、
会員登録していないサイトでもかまいません。

就活サイトにある
業界、業種の一覧のページだけをみてください。

業界、業種の一覧の中で
社会との関連・関係・つながりを考えた8項目で書いた内容と
関連しそうな業界・業種を感性で抜き出してみてください。

どんな業界・業種と関連するか?
関連しそうな業界・業種は何のか?

その関連しそうな業界・業種が見つかったら、
その業界・業種をメモしておきましょう。

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∞ step2-④ 職種・業界・業種を絞り込む その4 ~ キーワードを抜き出す ~ 

どんな、業界・業種をピックアップしましたか?
いくつくらいの業界・業種をピックアップできましたか?

5個? 10個? 20個?
多かったですか? or 少なかったですか?

数はあまり気にしないでください。
そのピックアップした中から
最も関連していそうな業界・業種を最大3つ直感で選びましょう。

3つに絞り切れないかもしれないけど、
あまり多いと迷う原因にもなるし、
方向性を見失う可能性もあるし、
この後に行うことのボリュームがありすぎて
時間がかかりすぎてしまいますので

選んだ3つの業界・業種に対して
この後のstepを進めていく中で違和感を感じたら
このstepに戻ってきてやり直せばいいので、

とりあえず3つ選んでください。

選んだら、また就活サイトを活用して、
選んだ3つの業界・業種の掲載企業の一覧の上部20社くらいを見ていきます。

社名やその会社の説明や記事、採用情報などから
気になるキーワードを抜き出してみましょう。

抜き出したキーワードは、
あなた自身が社会との興味・関心のある事柄。
だからこそ、そのキーワードは、
あなた自身が就職活動していく業界・業種となるキーワード、テーマとなる。

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step3 企業研究を行う

∞ step3-① 企業研究を行う その1 ~ 応募する企業を決めていく ~ 

「step2 職種・業界・業種を絞り込む」で絞り込んでいって
気になったキーワード、抜き出したキーワードは、何でしたか?

・キーワードにあう企業
・キーワードに関連している企業
そういった企業を就職・求人情報サイトなどで見つけて
応募する企業としていきます。

ただし、
家族の状況、今の職場を直ぐには辞められない、
すぐにでも転職したい、転居できる・できない などなど
ご自身の状況、タイミングもありますが、
家族の意見も必要になってきたりします。

ですから、
次の項目を自分自身の状況やプラスしたい項目、優先順位によって
取捨選択してキーワードにプラスしていきます。

 項目
 ・企業規模   ・単一or複数事業 ・企業風土
 ・勤務先地域  ・通勤時間    ・通勤手段
 ・人事制度   ・給与      ・昇給、昇格
 ・勤務日数   ・休日、休暇   ・福利厚生 
 ・家族の勤務先 ・子どもの学校  ・親の介護 など

上記の項目の中でたくさんキーワードにプラスしたら
広がりすぎたり、複雑になったり、混乱したりすることもあるので
そういった場合には、
優先順位の高いものから5つをプラスしていきましょう。

このstepを行うことで、
自ずと応募する企業への志望度の優先順位も決まってきます。

時間は限られています。
優先順位の高い企業にフォーカスをして準備を進めていきましょう。

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∞ step3-② 企業研究を行う その2 ~ なぜ、企業研究を行うのか? ~ 

応募する企業が決まったら、
企業研究を行っていきます。

企業研究って何をするのでしょうか?
どんな事をしていったらいいのでしょうか?

就活サイトの求人情報を見る。
それだけですか?

応募先の企業のHPを見る。
ここまでは、多くの方がしていらっしゃると思います。

そもそもの原点に立ち返って
就職活動、転職活動で、なぜ企業研究をするのでしょうか?
言い換えたら、
企業研究の目的は、何でしょうか?

就活サポートした方に質問した時に7割方の回答は、
・その企業の事を知るため
・自分にあっているか、行いたいことが行えるか

確かに、それもあります。
でも、それだけだとこの先のstepにいったときに
各stepの繋がりが弱くなってしまいます。

企業研究を行う理由、目的をもう少し深く理解して行うと
この先のstepのときに繋がりが強くなりますし、
内定・就職に大きく影響をしてきます。

あらためて、
就職活動、転職活動で、なぜ企業研究をするのでしょうか?
企業研究の目的は、何でしょうか?

 

企業研究をする理由、目的は、
その企業に採用されて、仕事をして、社会貢献するため

そもそもの就職活動をすること
そもそもの仕事をするため
この大前提を意識して企業研究を行うようにしましょう。

就職活動、転職活動をしていると
この大前提を忘れて活動をしてしまうこともあります。

大前提を常に意識しながら、就職、転職活動を行う
大前提を忘れて、就職、転職活動を行う
この2つには、結果である内定・就職に雲泥の差が出てきます。

大事なことなのでもう一度言いますよ
「 企業研究をする理由、目的は、
 その企業に採用されて、仕事をして、社会貢献するため 」

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∞ step3-③ 企業研究を行う その3 ~ どんな風に企業研究を行うか ~ 

企業研究の理由、目的
「その企業に採用されて、仕事をして、社会に貢献するため」
具体的に、どんな風に企業研究を行っていくのか

私自身が、転職活動をしていく中で
企業研究の理由、目的からブレずに企業研究で調べていた項目を紹介すると

 企業研究項目
 ・求人情報媒体 
 ・社名 ・設立年月日 ・業種 ・従業員人数 ・成長サイクル時期
 ・所在地 ・最寄り駅 ・通勤 ・共感テーマ ・選考フロー
 ・社是、企業理念、経営方針、社訓 ・キーワード〔HP,求人サイト〕
 ・採用職種 ・採用背景 ・業務内容 ・経営課題
 ・なぜ、採用するのか? ・どういう人を採用したいか?
 ・採用職種の今後の問題点は何? ・入社後に求めれる成果は何?
 ・成果をどうやって出す?

22項目あります。

多いと思いますか?

数でみると多そうに思いますが、
半分は、HPや求人情報を見れば分かります。
残りの半分は、HPや求人情報から推測したりしていきます。

この全部網羅するのに、
A4用紙1枚に記入できるフォーム「企業情報カルテ」を作成して
それに書き込んでいく形で整理していきました。

 【 企業情報カルテ 】
※ワークシートダウンロードへ(調整中)

企業研究の理由、目的は
「その企業に採用されて、仕事をして、社会に貢献するため」

「企業情報カルテ」を作成しておくことで、
採用されるために、仕事をするために、社会貢献するために
必要な情報を集めること

集めた情報から、
採用されるためには何を求められて、何を提供していけばいいか
仕事をするためには何を求められて、何を提供していけばいいか
社会貢献するためには何を求められて、何を提供していけばいいか

こういったことを想像、考えながら整理もしていける。
また、この後のstepにでてくる
志望動機・自己PRは作成しやすくなります。
面接での質疑応答、話題などにも活用していきます。

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step4 エントリーシート、選考書類のベースを作成する

∞ step4-① エントリーシート、選考書類のベースを作成する その1 ~ 応募先企業の目線で書く ~ 

ここまでのstepで
応募する企業がある程度決まったら
エントリーシート、応募書類
自己PR、志望動機の作成の段階になりますが、

自分自身がどういう人なのか
どんな思いや考え、スキルを持っているのか
書いていくわけですが、、、

実際、人事や就活サポートの際に
応募書類、面接でお話している中で
10人に8人くらいの方は、
自分の言いたいことを言っているだけに見えたり

ひどいと
自分勝手なことを言っているだけに思えたり
自己中心的な印象にうつったりしていることがあります。

実は、
勘違いしている人も多い、
就活本や就活サイトなどでも正しく伝えていない
ものすごく重要なことがあります。

エントリーシート、選考書類
自己PR、志望動機は、
『 応募先企業の目線で書くこと 』

どういうことかと言うと
就職活動は、企業に採用され、働くことが目的だから

応募先企業が、
自分のどんなことを知りたいのか?
採用したい、一緒に働きたいと思われるために
必要な情報な何か?

応募先企業が、知りたいことを
応募先企業が、採用したいと思うことを
エントリーシート、選考書類
自己PR、志望動機を書いていきましょう

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∞ step4-② エントリーシート、選考書類のベースを作成する その2 ~ リンクを見つけ、拾い上げる ~ 

具体的に作成する際には、
 step1 自己分析の内容・他者分析の内容
 step2 業界・業種に対するキーワードや自分のテーマ
 step3 企業カルテに書いた内容

このstep1~3でアウトプットしたものから
 応募先企業が、知りたいことは何か?
 応募先企業が、採用したいと思うことは何か?

つまり、
応募先企業と自分自身が
リンクする、関連する、重なりある部分を
見つけて、拾い上げて
それを総合して作成していきます。

例えば
応募先企業の採用したい人物像に
「元気で明るい人」というキーワードがあったとしたら

「元気で明るい人」に関連する事柄を
step1~3でアウトプットしたものから
見つけ、拾い上げてまとめていきましょう。

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∞ step4-③ エントリーシート、選考書類のベースを作成する その3 ~ 共通言語で語る ~ 

リンクする、関連する、重なりある部分を
見つけて、拾い上げて書いていきますが、

せっかく拾い上げたのに、
相手に伝わらなかったら元も子もないですよね。

例え話で説明していきますね。

フランス語を話す方となら、
フランス語で話した方が、意思疎通しやすい。

ドイツ語を話す方となら、ドイツ語で。

英語を話す方となら、英語で。

これと同じように
応募先企業が話す言葉、使っている言葉を
自分自身が使って話したら
応募先企業の方と意思疎通しやすくなって
自分の言いたいこと、話も伝わりやすい。

日本の企業で、日本語だから大丈夫!!
と言うことではありません。

日本語でも、
育った環境や経験によって
単語の意味合いやニュアンスが
話し手と聞き手で違うこともある。

そして、企業(組織)は、
企業ごとにアイデンティティとした言葉があり
その言葉が日常的に使われている。

応募先企業が日常的に使っている言葉は、
step2 業界・業種に対するキーワードや自分のテーマ
step3 企業カルテ
ここに書き出した内容、表現です。

エントリーシート、選考書類
自己PR、志望動機を作成していく際には
応募先企業が日常的に使っている言葉、表現を
自分自身も使い、共通言語になるように
表現、書いていきましょう。

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∞ step4-④ エントリーシート、選考書類のベースを作成する その4 ~ 人に読んでもらい感想をもらう ~ 

エントリーシート、選考書類
自己PR、志望動機を
応募先企業の目線で、リンクする部分を共通言語で
表現、書き上げたら、

必ず、誰かに読んでもらいましょう。

読んでもらったら
次の観点で感想を聞いてください。

・文脈がおかしくないか?
・どんなことが伝わってきたか?
・自分らしいエピソードが入っているか?

そして、最も重要な観点は、
・書いた人に会いたいと思えたか?

書いた人に会いたいと思われなければ
次のstep「面接」には進めません。

・強引な共通言語の言葉
・文脈や全体の文章がバラバラ
・応募先企業の情報がそのまま書かれている
・誰しもが言いそうなこと
・会いたいとは思えない

こういった印象や感想ならば書き直しましょう。

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∞ step4-⑤ エントリーシート、選考書類のベースを作成する その5 ~ ベースを作成してそれをアレンジする ~ 

step4 その3 共通言語で語る
企業(組織)は、
企業ごとにアイデンティティとした言葉があり
その言葉が日常的に使われている。

だからこそ、
エントリーシート、選考書類
自己PR、志望動機は、
応募先企業ごと言葉や表現を変えて作成します。

とは言え
同時に複数社に応募したり
新卒の方は、数十社にエントリーしたりするので、
それなりに時間も労力もかかってしまいます。

だから、
・業界、業種
・職種
・求められる人物像
・エントリーシート、選考書類の質問内容 etc
こういった内容ごとにベースを作成しておきます。

ベースが出来上がっていれば
応募先企業ごとにリンクする部分を加減したり、
共通言語となる言葉や表現をアレンジするだけですみます。

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Step一覧へ

step5 会社説明会・見学会に参加する

近日公開予定

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step6 選考エントリーする

近日公開予定

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step7 選考を受ける

近日公開予定

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step8 内定が出て、内定承諾する

近日公開予定

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3、ワークシート類まとめ

各Stepで紹介しましたワークシート類です。
リンクをクリックしますとPNG形式のファイルデータが新しいタブで開きます。
ダウンロードしてA4サイズに印刷してご活用ください。
また、PDFデータをご希望の方は、お問い合わせよりご連絡ください。

Step1 自己分析

My年表
My年表

My棚卸し私の棚卸し

 

Step2 職種・業界・業種を絞り込む

World Relation

 

 

Step3 企業研究を行う

企業情報カルテ

 

 

Step4

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4、あとがき、プロフィール

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id5 

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更新履歴
 更新日:2021年01月18日:step4
 更新日:2020年05月04日:step3
 更新日:2020年04月24日:step2
 作成日:2020年04月11日:step1